噛み合わない話は一生噛み合わないという話。

時々、何を言っても理解してもらえず、全然話が噛み合わない人って、いる。


これ、まじで日本語ネイティブ同士の会話なの?

と思うくらい、全く伝わらない、伝わってこない。


一言で言うと地獄だ。😭


そういうときはどうしたらいいかというと、もうさっさと諦めて会話を終わらせるのがいいんですが、笑

そもそもなぜその話は噛み合わないのか、ということについて、ちょびっと思うところを。

意思疎通を図るには共通認識が必要

「言葉」というのは生き物なので、仮に同じ単語であっても、

いつ、誰と、どんなふうに交わされるかによって表現される内容は変わってきます。


たとえば、

  • 朝、教室に入ったときに友人同士で交わされる「おはよう」
  • ひたすら寝た休日の昼ごろ寝室から出て、朝から掃除洗濯と忙しく働いていた妻と目が合ったときの「おはよう」

これらは、含蓄する意味がまったく異なりますよね。


「言葉を的確に理解するためには、共通認識が必要である」


というのは、学生時代に言語学の先生が教えてくれたことですが、

背景に共通認識がないと、言葉というのは正しく理解されようがないのです。


だって生き物なんだもん。

「サンタさんってほんとはいないんでしょ」の意味は?

たとえばこのツイート。

これに、「サンタはいない」じゃなくて「サンタは親だ」と伝えればいいじゃん!ってコメントくださった方が何人かいらしたんですが、

そういうことじゃないんだよなぁっていうのが本音のところ。


お子さんがいる人ならわかる人が多いと思うんですが、

子どもが言う「サンタさん」とは、赤い服に白いひげで、トナカイを巧みに操って空を駆け回る「あの」おじいちゃんのことであり、

「サンタは親だ」と伝えるのは、この文脈においては「サンタはいない」と同義なんですよね。


だけど、これって、

>子どもが言う「サンタさん」は、赤い服に白いひげで、トナカイを巧みに操って空を駆け回る「あの」おじいちゃんのこと

この共通認識がない人との間では、成り立たない。

だから、噛み合わない。


これは、理解力が足りないとかいう話ではなく、共通認識が持てていなかったよねという話。

「いやそういうことではなくてですね…」ってヤイヤイするほどのことではないのです。

SNS上で知らない人同士が感想を言い合っているだけなのだから、否定せずそれぞれの解釈でそれぞれに思ったことを語ればよい。

育ってきた環境が違うから〜あぁ〜あぁ。です。

全員に理解されようと思わない

結論。発信者は、受信者全員に正しく伝えなきゃなんて呪いを、早く捨ててしまったほうがいい。

約1億人もいる日本人、そもそもの知識量も違えば、環境も、見ている景色も違うんですよ。

共通認識なしには言葉というのは適切に機能しないのだから、言葉というのは生き物なのだから。

(「言葉」と違って、文脈というのが存在しないのが「シグナル(信号)」なんだけど、それはまた別の話☺︎)